星色模様〜幼なじみの君と〜
秋になる前、夏が終わる頃…、



私は、友達に戻りたいと告げた






『他に好きなやついんの?』

『…』

颯にぃを忘れる事なんてできない。けど、幼なじみの妹でいようとしてるのは事実で。

気持ちが矛盾していても



『俺、マジで里緒の事好き。別れたくない』

『…ごめん…っ』


稜平を傷付けている


最初から分かってたじゃない



稜平の事は好き

だけど、それ以上に私の心には大きな想いがあることを





別れた後は、ほとんど話さなくなってしまった

自業自得






だけど、高校生になり、何の縁かまた同じクラスになった


最初は喋らなかったが、優太君や海君、遥も一緒になっていつの間にか話すようになっていたのだ


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