星色模様〜幼なじみの君と〜

お祭り

まだ明るめの夕方、神社に私は向かって歩いていた


周りも歩いている人は私と同じ浴衣の人もちらほら居て、目的地は同じだと分かる



颯にぃは用事があるため、そっちから向かうらしい



一番に見せたかったなぁ
浴衣





「里緒ー!」

あ、遥
…綺麗

「一緒に行こ!それにしても里緒可愛すぎー!」

「え///…って遥も綺麗すぎ」


二人で褒めあう姿がおかしくて
だけどお世辞じゃなくてとても綺麗で似合ってる



「里緒のこと男どもが放っておかないわね」

そこまでたいした私じゃないけど…

「もー分かってないんだから」





他愛もない話をしながら遥と歩いていると、お祭りが見えてきた

凄い賑やかだ

まだ、皆は来てないみたい


それにしても人が多い



『迷子になんなよ』


こないだの颯にぃの言葉を思い出した


…ならないもん!



.
< 50 / 319 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop