星色模様〜幼なじみの君と〜
稜平達を遥と待っていると、二人組の男の人らが近付いてきた

いかにもチャラそうな二人



「ねーねー、二人?俺らもなんだけどさ」
「一緒に遊ばね?」


やっぱりというかお決まりで溜息をついた


「何であんた達と遊ばなきゃいけないのよ。それに二人じゃないの」


は、はるか…
遥のたんかを切る勢いにいつもハラハラしてしまう


「あぁー?ねー、そっちの子いいじゃんかー」

私の腕を取る男に嫌っと叫ぶ

「ちょっと里緒に何すんのよ」

「へー、里緒ちゃんって言うんだ?かーわいー」


何だか恐くなって涙目になってきた





「おい」





横から知った声が聞こえたと思ったら、腕を掴まれていた手が離されていた




そこに居たのは、稜平と優太君と海君で


男達に向かってもの凄く睨んでいる



「てめー、何すんだよ」

男がそう言うと稜平に掴みかかりそうになるが、なんなく交わした

「こいつら俺らの連れなんだよ」
「そーそー、だから汚い手で触んないでよねー」

稜平も優太君も凄い勢い


海君が私達に大丈夫?と心配そうな顔をして聞いてくれた


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