星色模様〜幼なじみの君と〜
この状況はかなりマズイ気がする

まるで一触即発

どちらも一歩もひかないようなそんな感じ






しかし、こんな状況が次の瞬間おさまる事となった






「はい、ストップ」




颯にぃ!





「お前ら、祭りの迷惑だから、もーおしまい」

「だって、坂下ちゃん、こいつらが!」

「ほら、春川達心配そうにしてるから、な?…そっちも俺の生徒達に手出すんなら俺が相手するけど?ま、その前に警備員とか来るんじゃね?ほら」


颯にぃが言うと向こうから警備員が来るのが見え、二人の男は舌打ちしてどこかに行ってしまった




よかったぁ〜…




「マジあいつらムカつく」

「ほら、折角の祭りなんだし、田中も神崎も、もー怒ってねぇで楽しくしろ」


その言葉に「だな」と皆了承した


「ったく大丈夫だったか?」

「うん」


何事にもならなくて一安心



「に、しても、二人ともちょー可愛!浴衣色っぽーい」

優太君が笑顔になって言ったので、恥ずかしさが込み上がる


海君も

「とっても可愛いよ」

とニッコリ


海君に言われるとますます照れる
というか無自覚でサラっと照れるような事言うのだ


たくさんの女の子が虜になるわけよね


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