星色模様〜幼なじみの君と〜
「情けなくないし!だいじょーぶ!それに坂下ちゃん優しいから色々気遣かってくれるしな」

優太君の言葉に…何か、自分の事を言われた訳じゃないのに、颯にぃを褒められ私まで嬉しくなってきた

「そーそー!頼りになるわよね〜」

株が上昇中だよ、颯にぃ

そう思うと、笑いながら頷いて聞いていた






しかし、稜平が複雑そうな顔で私を見ていた事は誰も知らない








飲み物も買い、再びバスに戻った私は先程と同じように颯にぃの隣に

「…何かいい事でもあったか?」

「え?」

「顔に出てる」

本当に?出やすいのかなぁ

「…さっきね、皆で颯にぃの事話してたの」

「は?何だよそれ」

ちょっと困った様な顔する颯にぃが可愛く見えてしまった


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