星色模様〜幼なじみの君と〜
「ひみつー」

「はぁ?言え」

こ、こわいから。そんな低い声で。まだまだ私は颯にぃに、一泡ふかせる事なんてできなくて、結局は颯にぃがうわて

何か、ふにゃっとか焦る顔とかもっと見てみたいのになぁ


「颯にぃは頼りになるねってそんな話だよ〜もー、颯にぃってば生徒からの株が急上昇だよね。狙ってるんでしょ」

「…狙ってねーから。でも、ま、人徳だな」


でも、颯にぃは嬉しそう。やっぱり好かれた方がいいもんね。自分の生徒なんだし


「フフ」

「何笑ってんだよ」

「嬉しいの!」

「は?」


颯にぃの嫌な所を言われるより、良い所を言われた方が断然いいし、そう思うのは、やっぱり好きな人だから



だけどね、颯にぃ全部を私は好きだからね…



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