遊び人王子にご用心
あたしがユキに恋してるから?



出来るだけ笑って言った。


あたし、


笑えてた?




「おー、じゃあな♪」


良かった。


ずっと一緒にいる、幼なじみが何も言わないってことは




笑えていたんでしょう??




「うん、ばいばい♪」


足早に駅へと向かい、絢乃の姿を探す。



「琉花っ」



あたしの前まで、走ってきた絢乃。



「お、おはよっ絢乃」



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