セツナイ恋愛短編集―涙と絆創膏―
私が嘘をついたのは
…ダイスケが私の涙に
気付かなかったから
彼は私がどんなに
わからないように泣いたとしても
敏感にわかるヒト
それだけ相手を
思いやるヒト
ダイスケには
今はもう他に
本当に大切な人が
いるんだって
わかったから
…ダイスケが私の涙に
気付かなかったから
彼は私がどんなに
わからないように泣いたとしても
敏感にわかるヒト
それだけ相手を
思いやるヒト
ダイスケには
今はもう他に
本当に大切な人が
いるんだって
わかったから