嘘吐き

涼の舌は、耳から首、胸、そして太股を伝って下の密部へと辿り着いた。



「んっ…」


彼の顔を歪ませるつもりだったのに、完璧にあたしのほうが余裕を無くしている。

その証拠に、声が自然と漏れてしまう。


下からでも彼の強い視線を感じる。

さっき彼が言っていたことが、少しわかる気がした。


私のこと本当に全て見透かされてるみたいだ。



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