嘘吐き

「そんな目で見ないでよ」

彼の耳元でささやく。


そして、先程の作業を何度も繰り返した。


やっぱり彼は悲しい目をしている。


少し、罪悪感というものを感じたが、特に気にしなかった。


< 35 / 117 >

この作品をシェア

pagetop