嘘吐き

時刻はただ今午前5時。


涼は相変わらず熟睡中。



このままずっと起きないんじゃないってくらい静かに…



私はというと、まだ眠れずにいた。




何故なんだろう、今日は一人でいるのがとても辛い。

人肌が恋しかった。

少し抵抗があったが、涼のいるベッドに入ることにした。



布団のなかはとても暖かい。


その暖かさに包まれたら、知らない間に眠っていた。
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