裏切り黒田アキラ大いにぼやく(上等なヤンキー スピンオフ)
上手く出来たかなんて記憶にはない。

だけど答えは覚えている。

あの朝から何回も練習した答えだから。

「あ゙?俺には関係ねぇ」

マコが屋上から消えた後、しばらくして雨が止んで束の間の晴れ間がのぞいた。

雲の切れ目から何本かの光がさして…

それはまるで二人の道を照らすかのようだった。
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