小学生~私は恋をして成長する~
「今日は、バレンタインデーか・・・」

俺は、少しだけ期待していた。
だからその日は、
早く帰って家で待機していた。




ピーンポーン

チャイムがなった。

俺は、服を少し整え
ドアを開いた。



そこに居たのは、
白崎だった。


まさか、本当に来るとは
思ってもいなかった。


俺は、とりあえず落ち着いて
知らないフリをした。


「白崎、どうしたの?」


見てみると綺麗にラッピングを
した袋がある。

近くに寄せるとチョコのいい匂いがした。



「・・・チョコ?」

と言って、白崎の顔を見ると
すごく真っ赤で俺までつられて
真っ赤になった。

だから、下を向いていた。





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