愛憎友達
カチャリという確かな手ごたえ。

手のひらに汗をかく。

まるで小さな子供が、悪さをしているようだ。

引き出しには、昨日のままのケータイが電源の切れたまま眠っていた。

そっと開き、電源を入れる。

電波が3本立ち、全ての通信が可能となる。

そしてEメールの問い合わせボタンを押した。
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