Secret★GIRL-reverse-



「まぁまぁって何よ!」



俺を睨む苺李。



「ねぇマイリ-」



コウタロウが苺李の制服の裾をつんつんとひっぱって名前をよぶ。



…俺は光太郎の本性をしっているから


光太郎のその女みたいな行動が



いちいち気持ち悪い。




「なぁに?」



苺李は光太郎のその言動にデレデレみたいだけど。



「僕は最初から気付いてたよ」



………。



「な…何が?」




「マイリ-が本当はすっごく可愛いこと。」






「え、あ…そうなんだ…てか、可愛いくな『おい。』」




「なに?」



挑発的な目で俺をみる光太郎。


ち。


ほんとコイツたちが悪い。



『てめー顔近すぎだっつの』



今にも苺李にキスをしてしまいそうなぐらい、近づけていた顔を苺李から引き離した。


コイツならやりかねないしな。



< 108 / 220 >

この作品をシェア

pagetop