Secret★GIRL-reverse-
「まぁまぁって何よ!」
俺を睨む苺李。
「ねぇマイリ-」
コウタロウが苺李の制服の裾をつんつんとひっぱって名前をよぶ。
…俺は光太郎の本性をしっているから
光太郎のその女みたいな行動が
いちいち気持ち悪い。
「なぁに?」
苺李は光太郎のその言動にデレデレみたいだけど。
「僕は最初から気付いてたよ」
………。
「な…何が?」
「マイリ-が本当はすっごく可愛いこと。」
「え、あ…そうなんだ…てか、可愛いくな『おい。』」
「なに?」
挑発的な目で俺をみる光太郎。
ち。
ほんとコイツたちが悪い。
『てめー顔近すぎだっつの』
今にも苺李にキスをしてしまいそうなぐらい、近づけていた顔を苺李から引き離した。
コイツならやりかねないしな。