Secret★GIRL-reverse-



苺李の手をひき、さっき玲が走っていったほうに向かう。

すると、会場の扉らしきものが見えてきた。

扉は閉まっている。


『あ、会場みえてきたよ!』


苺李の手を離し、会場の扉を開けた。


「ほんとだ…てかもう始まってるかな?」


後ろにいる苺李が心配そうに言った。


だけどまだ入学式は始まっていない。


『そーでもないっぽいよ』


「え?」


苺李が会場のなかをのぞく。


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