Secret★GIRL-reverse-

★俺らの気持ち

★玲SIDE
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣




…こーみえても



気にしていないわけではない。




…何をかって、


苺李との
キスにきまってんじゃん。



苺李は何事もなかったかのようにしてたけど


あれは
わざとなのか？


それとも本当に気にしていないのか？



てか、告白したしキスもしたし、
俺ら
付き合ってるんだよな？



苺李、そこんとこ
ちゃんとわかってんのか？



てか光太郎に
ほっぺちゅーされてんじゃねーよ。


しかも
“俺、本気でいくから”
だと？



あー…くそ。



なんかもやもやする。



そのせいで
さっき苺李に冷たくしちゃったしね。


…俺、余裕ねー。ダサ。まじダサい。



とりあえず付き合ってること、苺李が自覚してんのか聞いてみよ。


んでもって冷たい態度とったこと
謝らねーと。



そう思って苺李をみたら
何か言いたそうな顔で俺を見ていた。



苺李が口を開きかけたその時、



｢苺李、ちょっと来て。｣