Secret★GIRL-reverse-
『いや、なんでもないです。』
「なぁに?気になるじゃない。」
聞いてもいいのかな
『生徒会長と仲がよさそうだなーと…』
遠回しで聞いてみた。
「あー…実はね…」
頬を赤らめ、声が小さくなる桜さん。
「付き合ってるの。」
やっぱりね。
『そうなんですか。』
「誰にも言っちゃダメよ。」
『もちろんです。』
そこからお互い無言になり、翔瑚くんの話を聞いていた。
話が終わり、戻ってくる翔瑚君。
「あーまじ緊張したー」
全然緊張してるようには見えなかったけど。
それに、何も考えてこなかったと言っていたのにちゃんと話してた。
「一年生代表…」
『あ、次俺だ。』
名前が呼ばれたと同時に
俺はステージに出た。