Secret★GIRL-reverse-
「ひかる、携帯。」
テーブルの上にあった私の携帯を指さす神。
マナーモードにしてあったため、チカチカ点滅しているだけの携帯。
―ピッ
『もしもし』
「「もしもしひかるちゃん?もう家にいるの?」」
『はい』
「「玲くんと光太郎くんに“例のこと”話した?」」
『えぇ、話しましたよ。』
「「なんですって?」」
『本人たちは知らないって言っていたんですが、あの反応からしてもう気付いていますね。』
「「そう、わかったわ。わざわざアメリカからありがとう。」」
『いーえ。私も神も凄く興味があることなので。これからが楽しみです。』
「「ふふ、そう言ってもらえると嬉しいわ。それじゃあ、また連絡するわね。神君にもよろしく。」」
『はい、わかりました。失礼します。』