Secret★GIRL-reverse-
★玲SIDE
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



さっきから苺李のことをちらちら見ている英語の教師…。


俺は頬杖をつき、横目で苺李をみつめる。



…起こすか。



『…』



無言で肩をそっと揺らしてみる。



「…」



起きない。



『…ぉい。』



小さな声で起こしてみるが、それでも起きない。



『…はぁ』



ため息をつき、俺はさっきよりもすこし大きく苺李を揺すってみた。



『おい』



ち まだおきねーか



「…」



『おい!』



「…」



『凶暴ダサ女!』




ガタッ



『ぉわ!?』




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