Secret★GIRL-reverse-


「でも、ママも心配しすぎたようだわ。さっき苺李のちゃんとした意志も聞けたし、女の子や男の子に暴言はいたり殴るくらいの強さをみてきたから大丈夫ね。それに壁に穴を開けるくらいのバカ力もあるっぽいし」


苺李ちゃん、相変わらず強いわね…私にはおよばないだろうけど。


「もうこれなら安心ね。格闘技と空手を9年間習わせてよかったわ。」


そういって苺さんが微笑む。


「春川さーん、撮影始まるのでスタンバイしてくださーい」


忙しそうに動いていたスタッフの一人が苺さんをよびかけた。


「あっごめん、仕事だからまたね。あ、明日からは変装しなくてもいいし、華城苺李にもどっていいから!アディオ〜ス!」


ブチッ


モニターを消した苺さん。


「ちょっと待ってて、撮影いってくる!」


「『え、あ、はい…』」


私と神の声が重なる。


え…てかてか


撮影って………。





私と神が苺さんに
だいぶまたされたのは……いうまでもない。






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