Secret★GIRL-reverse-
学校のなかにあるレストランにつき、席に座って注文をする。
食事がくるまでの間、沈黙が流れる。
やっぱり光太郎の様子が変だ。
いつも俺がしゃべっていなくても一人て話し続けているのに、
一言もしゃべらないなんて…
「玲」
そんなことを思っていた矢先、無言だった光太郎が口を開いた。
『何?』
「…いつから、」
『あ?』
「いつからだ?」
………?
なんの話しなのか
さっぱりわからない。
『何が?』
「苺李のこと。」
『……』
「いつから気付いてた?」
マイリーではなく、
苺李と言った光太郎。
それが何をしめしているのかが解る。
『光太郎も気付いてたのか。』
花本苺李でわなく
華城苺李だということに。
「お待たせいたしました。」
このタイミングで運ばれてきた食事。