Secret★GIRL-reverse-


「失礼します。」


食事を運んできたボーイが立ち去る。


「……」

『……とりあえず、今は食べよう』


「…あぁ。」


そういって食べ始めたときだった。


「キャーッ」
とゆう女子達の黄色い声がレストラン一帯に響き渡った。


何事かと思い、レストランの入口をみた。


光太郎も食べようとした手を止め、入口を見つめる。



そこには、苺李のお兄さんの翔瑚さんと優翔さんの姿があった。


『「苺李!?」』


俺と光太郎の声がハモる。


苺李のお兄さんの間には苺李がいた。


変装しているのは
苺李の正体を隠すためなのだとなんとなくわかっていたけれど、


お兄さんと一緒だなんて…正体がばれてもいいのか?



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