3年D組神様
神様ライフ
次の日から通称お参りが始まった。
子虎が転校初日に倒した厳ついおにいちゃんの中にうちの学校の頭がいたらしく、
それを倒した子虎を倒すべく、他校の頭が子虎をお参りするようになったのだ。
8時45分、授業開始からすでに15分過ぎた人のいない静かな正門。
子虎をちゃりんこの後ろに乗せた俺が正門を通過しようとすると
正門の後ろに待ち構えていたN高の頭が姿を現した。
開口一発?いや、開口する前に一発
金属バットでオレを殴った。
綺麗におでこにクリーンヒットしてオレはチャリごと派手に転んだ。
がっしゃあああん!!
「いってえええ・・・あぁ・・いった」
オレは数秒どっちが上でどっちが下だか分からなかった。
そんなオレの上からか下からか子虎が声をかけてきた。
「大丈夫か?」
オレの後ろに乗っていたはずなのになぜか子虎は無傷に学ランも汚れていなかった。
「あああ・・もう赤くなってるな」と言いながらオレに手を差し出す子虎。
後ろからバットを振りかぶる怖いおにいさんが見えた。
「あ!子虎!」
子虎が転校初日に倒した厳ついおにいちゃんの中にうちの学校の頭がいたらしく、
それを倒した子虎を倒すべく、他校の頭が子虎をお参りするようになったのだ。
8時45分、授業開始からすでに15分過ぎた人のいない静かな正門。
子虎をちゃりんこの後ろに乗せた俺が正門を通過しようとすると
正門の後ろに待ち構えていたN高の頭が姿を現した。
開口一発?いや、開口する前に一発
金属バットでオレを殴った。
綺麗におでこにクリーンヒットしてオレはチャリごと派手に転んだ。
がっしゃあああん!!
「いってえええ・・・あぁ・・いった」
オレは数秒どっちが上でどっちが下だか分からなかった。
そんなオレの上からか下からか子虎が声をかけてきた。
「大丈夫か?」
オレの後ろに乗っていたはずなのになぜか子虎は無傷に学ランも汚れていなかった。
「あああ・・もう赤くなってるな」と言いながらオレに手を差し出す子虎。
後ろからバットを振りかぶる怖いおにいさんが見えた。
「あ!子虎!」