先生の秘密は恋の予感
加納は俺と誰を間違えているのだろうか。



もしかしたら、やな予感がした。



「本城先生とぼけても駄目ですよ。ここに証拠があります。姉貴と一緒に写ってる本城先生の写真です。」



俺はその写真を見た。


あ、やっぱり弟の浩平だ。



「加納、それは俺じゃないよ。俺には双子の弟がいる。どうしようもない男で、まだホストを続けてるよ。」



本当に弟の話はしたくなかった。


いい加減でどうしようもない奴。


加納も驚いているが、佳奈実もかなりの驚いてるようだ。


佳奈実が俺の手から写真を奪い取る。



「これは誰?」


本当は話したくないのだが。


「誰にも言ってないが俺には双子の弟がいる。顔もそくっりだからよく間違えられるけど。浩平はホストしてるから、アイツの周りにはいつも女がいる。」


本当は関わりたくない奴なんだ。


佳奈実が叫ぶ。


「あぁ、あのホスト野郎だー 。」



どうしたんだよ、佳奈実?


あのホスト野郎って。


「アイツだ、あの女タラシのホスト野郎。」



佳奈実、大丈夫か、落ち着け。


おいおい、いったい何がおきたんだ。


佳奈実がワナワナ震えだした。










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