先生の秘密は恋の予感
明日から橘学園に通う、梨本佳奈実15才、高校１年生。



そして今日、大学2年生の真菜実お姉ちゃんのマンションに引っ越して来た。


だって高校は近いし、お姉ちゃんなら帰り遅くでも文句いわないでしょ。



うちの両親は教師、しかも祖父母まで学校の先生だった。



たがら堅いのなんのって、躾にかなり厳しい。



門限20時だし、あり得ないでしょ。



ミニスカートは勿論キャミも駄目。



肌をだすのは淫らな行為だそうです。



今時あり得ない。


私は中学まで、この家でずっと我慢して来た。



たけど、もう我慢の限界。



お姉ちゃんに相談したら、私のマンションに引っ越しておいでって言ってくれて。



両親にもう反対されたけど。



両親に信頼あるお姉ちゃんが説得してくれて、このマンションに引っ越す事が出来た。



お姉ちゃん、大好き、ありがとう。



明日からの高校生活が楽しみ。



向かいにも大きなマンションがあるんだぁ。



うん、今何か見えたよね？


ラブシーンってやつなのかな。


顔がにやついた。











< 2 / 178 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop