先生の秘密は恋の予感
佳奈実と加納先輩が上手くいけば良いと思ってはいるけど。
気がつけば、佳奈実の側には必ず本城がいる。
佳奈実の頭をなぜたり、足や腕に触ったり、しまいにはお姫様抱っこ。
これってセクハラ?
本城は彼女がいるのに。
見てると佳奈実の事を本城が好きではないのか、そう思うのは私だけ。
隣にいた琉太が言った。
「本城は絶対佳奈実に気があるな。」
「やっぱり、琉太もそう思う。」
「クラスのみんながそう思ってるよ。分かってないのは当の二人。」
なるほどね。
「本城が佳奈実好きなのは分かるけど、佳奈実は興味なさそうだよ。」
そこはそう思うんだ。
「俺もそう思うよ。佳奈実は加納先輩と本気で付き合う気なのか。」
う~ん、どうだろう。
「佳奈実が本気になるなんて、今までなかったしね。」
「佳奈実は俺と本気の恋する気ないかなぁ。」
嘘。
「琉太は佳奈実が好きだったの。」
「入学式の時に一目惚れした。」
私の失恋がこの時決定。
告る前で良かったと思うしかない。
はぁ、私が好きになった人はみんな佳奈実が好きなんだよね。
気がつけば、佳奈実の側には必ず本城がいる。
佳奈実の頭をなぜたり、足や腕に触ったり、しまいにはお姫様抱っこ。
これってセクハラ?
本城は彼女がいるのに。
見てると佳奈実の事を本城が好きではないのか、そう思うのは私だけ。
隣にいた琉太が言った。
「本城は絶対佳奈実に気があるな。」
「やっぱり、琉太もそう思う。」
「クラスのみんながそう思ってるよ。分かってないのは当の二人。」
なるほどね。
「本城が佳奈実好きなのは分かるけど、佳奈実は興味なさそうだよ。」
そこはそう思うんだ。
「俺もそう思うよ。佳奈実は加納先輩と本気で付き合う気なのか。」
う~ん、どうだろう。
「佳奈実が本気になるなんて、今までなかったしね。」
「佳奈実は俺と本気の恋する気ないかなぁ。」
嘘。
「琉太は佳奈実が好きだったの。」
「入学式の時に一目惚れした。」
私の失恋がこの時決定。
告る前で良かったと思うしかない。
はぁ、私が好きになった人はみんな佳奈実が好きなんだよね。