何度でも Lovin' you!~season 2~
『勇輝、私帰るわね。
あなたに言われた言葉…かなり堪えたわ。
あの子のこと、本気で想ってくれてありがとう…
これからも、優季のこと、よろしくね。』
社長の表情が、優季の母親から社長モードに切り替わり、颯爽と救命救急センターを後にした。
俺は社長の後姿を見送りながら、緩む頬を抑えることができなかった。
『優季のこと、よろしくね。』
社長の言葉が、頭の中でリフレインしている。
もしかして、俺と優季は、
社長公認ってこと!?
「イヤッホー!!!」
嬉しさのあまり、飛び上がった。