何度でも Lovin' you!~season 2~
洋子主任の話では、私はかなり危険な状態だったということを聞いた。
きっと眠れぬ夜を過ごしたのかもしれない。
私なんかのために…
「勇輝、あなたも疲れているみたいだから、仕事の前にゆっくり休んでね。
あなたに倒れられたら…それこそ透オーナーに申し訳が立たないから…」
勇輝はフッと笑うと、
『大丈夫だよ。優季が助かってくれたから、疲れなんてどこかに飛んでいったよ。』
嘘…
本当は疲れているのに…
今午後2時だから、今すぐ帰ったら、2時間は寝られる。
帰してあげないと…
「勇輝、私、疲れちゃったから寝る…だからあなたも早く家に帰って出勤時間まで休んでね。」