何度でも Lovin' you!~season 2~
彼女の首を傾げる仕草は、年齢を重ねても可愛らしいと思えてしまう。
そういえば、優季も時々同じような仕草をするけれど、
あれでお願いされると、嫌とは言えなくなってしまう。
はっきり言って反則技に近い…。
『勇輝さん、すみません、用意していたケーキが終わってしまいまして…』
ウェイターがそっと耳打ちをしていった。
まずいな…
この時間じゃ、ケーキ屋なんてどこも開いてないだろうし…
どうしたらいいものか…
そうだ!!!