何度でも Lovin' you!~season 2~
『勇輝さん、指名入りました、
宮園社長です。』
おいでになりましたか…
そう…
社長はあらかじめ来てもらうように俺が呼び出した。
といっても、売上げのためではない。
優季のことで、どうしてもお願いしたいことがあったから…
これが実現したら、優季だってきっと喜んでくれる…
そう思ったから。
「いらっしゃいませ。」
No.1らしくクールな笑みを浮かべながら、社長をエスコートしてVIPルームに入ったと同時に、
「すみません社長、お忙しいのにお呼び立てして…」
平身低頭に詫びる俺…
とても他の客には見せられない姿…。