何度でも Lovin' you!~season 2~
「和磨くん、勇輝に伝えてくれる?
私は大丈夫だから家に帰るようにって。」
そう言うと、和磨くんは、
『OK!それじゃよろしく。
俺はリビングで待機しているから、何かあったらすぐに呼んでね。』
そう言うと、クールな笑みを浮かべ、ベッドルームを後にした。
勇輝のことだ、桜庭さんのことが心配で、帰らないで待っているんだろうけど…
勇輝だって明日は仕事だろうし、仕事に差し支えるようなことになって欲しくない。
それに、
桜庭さんには朝まで…ううん、可能な限り付き添っていたい。
私の中で小骨のように引っ掛かっているもの…それが何なのかを知りたいから。