何度でも Lovin' you!~season 2~
モーター音は治まる様子もなく、続いていた。
何やってるんだ?
気になる…
ちょっと覗きに行ってみるとするか。
俺は急いで着替えると、優季の部屋に行った。
ピンポーン!
『はぁーい!』
優季が出てきた。
「勇輝、私忙しいから、ご飯食べるなら勝手にパンでも焼いて食べてちょうだい。」
そう、俺達の間は、この1年、全くといっていいほど進展もなく、
ずうずうしくメシをたかりに行っては、優季に怒られている…
まるで、姉と弟のような関係…。