何度でも Lovin' you!~season 2~
確かに兄さんは頭脳明晰、成績優秀…
だが、リーダーシップをとれるような人間ではない。
ブレーンとしてなら超一流だと思うが…
だから、俺だっていうのか!?
冗談じゃない!!!
「清水さん、申し訳ないが、俺は親父から勘当されたんだ。
だからあの家とは無関係だし、何が起きても戻るつもりはない。
そういうわけだから、もうここには来ないで欲しい。ほっといてくれないか!
あと5分で講義が始まりますから、これで失礼します。」
俺は清水さんに強く言い放つと、急いで講義室に向かった。