何度でも Lovin' you!~season 2~
「優季、ごちそうさま。
本当に美味かった。
また来年もヨロシクな?」
『そうねぇ、勇輝の行い次第かしらね…』
なんて冷たく言い放つと、カップとお皿を流しに片付け、洗い始めた。
「いいって、帰ってからやるから。」
『すぐ終わるし、後で鍵かけとくから、早く出かけないと遅刻するわよ。』
今日もまた優季に追い立てられながら出勤した俺。
優季といると気持ちが和む。
嫌なことも忘れられる。
ずっと一緒にいられたら…
でも、俺達はまだスタートラインにすら立ってない。
焦りはしない。
いつでもお前を受け止めてやるから…