何度でも Lovin' you!~season 2~
『あなたがホスト通いしているなんて…どういうことなの?』
そう言うと、優季に冷たい視線をぶつけた。
えっ!?
社長の言葉に、優季はショックのあまり、言葉を失った。
「社長、違うんです。彼女は私の客ではありません。私が住むマンションの隣の…『いいのよ、勇輝、庇わなくても。優季、もしかしてあなた、私が毎月送っているお金で遊んでいるんじゃないの?』
俺の話も聞かず、強い口調を優季に浴びせかけた社長は、信じられないといった顔を見せると、頭を抱えた。
『優一さんは…あなたのお父さんは何をしているのかしら…?
自分の娘がホスト通いしていても平気だっていうの…?』
社長の言葉は、鋭いナイフのように優季の心を突き刺し、傷つけていく…