何度でも Lovin' you!~season 2~
『勇輝、あなたは黙ってなさい!!!』
社長は俺を制すると、優季に向かって暴言を吐いた。
『あなた、勇輝を利用しているんでしょ?』
優季は否定するように首を振った。
『嘘!この前テレビで私を見て、勇輝の客だと知って、私に会うためにここに来たんでしょ?』
俺は震える優季の前に立った。
もうこれ以上、優季を傷つけたくなかったから。
「優季には、ドタキャンした私の客の代わりに強引に連れて来ました。
もちろん、ここに来ることは知らせていません…もし優季が知っていたなら、恐らく来ることはなかったと思います。」
優季は小さく頷いた。
でも、社長は攻撃の手を緩めることはなかった。