いとしのかずん
春になり、大学生となった敦美は、約束通り我が家で下宿生活を始めたのだ。
これからは、敦美と同じ屋根の下で暮らすことができる。
そう思うと、なんか体の中心が震えるような感覚に陥る。ゾクゾクっとして、なにかじっとしていられないぐらいの感覚。



でも、いや、だからこそ……
< 112 / 183 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop