いとしのかずん
壁際には白木の机が一つと、同じく白い色のラック。
そこには、少女マンガとCDが、きれいに並んでいる。
その横には、これまた白のロッカータンス。
窓のカーテンは、薄いピンク色の地に、濃いピンク色のハートマークが、ドット模様のようにちりばめられていた。
絵にかいたような、女の子の部屋、がそこに展開されていた。
「どぉしたの?」
緑色のTシャツにデニム地のミニスカート姿。
細い腰を、小さな丸い椅子にちょこんとのせ、鏡台の前でイヤリングかピアスかを取り外しているのか、そんな仕草をしながら敦美は、鏡越しにこちらを見た。
そこには、少女マンガとCDが、きれいに並んでいる。
その横には、これまた白のロッカータンス。
窓のカーテンは、薄いピンク色の地に、濃いピンク色のハートマークが、ドット模様のようにちりばめられていた。
絵にかいたような、女の子の部屋、がそこに展開されていた。
「どぉしたの?」
緑色のTシャツにデニム地のミニスカート姿。
細い腰を、小さな丸い椅子にちょこんとのせ、鏡台の前でイヤリングかピアスかを取り外しているのか、そんな仕草をしながら敦美は、鏡越しにこちらを見た。