いとしのかずん
同棲??
「いやー、しっかしまあ、あっちゃん! おっきぐなったわねえー!」
湯呑茶碗にお茶を注ぐかあちゃんは、嬉しいのか呆れたのか、どっちともつかないような表情。
「ありがと、おばちゃん! いただきまーす!」
そんな湯気の立ったその湯呑を、多少恐縮しつつも嬉しそうにセーターの両方の袖口で抱え、口の前で敦美はふーふーと冷ます。
「何年ぶりかねえ?」
「六年ぶりぐらいかなー、小枝子おばちゃんに会うのは。なんか懐かしいねー」
湯呑茶碗にお茶を注ぐかあちゃんは、嬉しいのか呆れたのか、どっちともつかないような表情。
「ありがと、おばちゃん! いただきまーす!」
そんな湯気の立ったその湯呑を、多少恐縮しつつも嬉しそうにセーターの両方の袖口で抱え、口の前で敦美はふーふーと冷ます。
「何年ぶりかねえ?」
「六年ぶりぐらいかなー、小枝子おばちゃんに会うのは。なんか懐かしいねー」