それでも傍にいたい〜先生と生徒の逢瀬〜
「ジェーン、自分らしく思い切り頑張りなさい。君の歌は最高だから、自信を持つんだ。」

パパはジェーンの肩を叩いてそう諭す。その言葉にジェーンは頷いて笑顔を見せる。

「うん。私頑張るから。いつかイギリスを代表するようなビッグなバンドになる!」

きっと、ジェーンならその大きな夢を実現できる。
彼女達の音楽を聴いて、いつか世界中にFelizの名を轟かせると確信した。

まだ彼女達の音楽はCDでしか聴いてないけど、きっと生で聴いたら鳥肌が立つ。

それはお世話になったジェーンがボーカリストとしているからじゃない。
客観的に聴いても、私はそう思ったはず。

それだけ、彼女達の音楽はすごくよかった。
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