それでも傍にいたい〜先生と生徒の逢瀬〜
そんないかにも彼女らしい提案。ジェシーも賛成っと言い、両親もそんな娘達を見て頷いた。

「私も原宿、渋谷、銀座、六本木!いっぱい行きたいの!」

ジェシーは嬉しそうな笑みを浮かばせた。ファッションが大好きな彼女らしい。


そして私達は電車に乗り、原宿へ向かった。

そこには人、人、人。そんな風景に、パパとママは苦笑いを浮かべた。それとは裏腹に姉妹はキラキラした瞳で辺りを見回し、ジャスティンはそんな妹達を見て、微笑んでいた。みんな異なる笑みだった。
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