俺様王子と強気なお嬢様
美「あ、ごめん!」


そんな気の抜ける美里の言葉に私は深くため息をつく。


み「もういいけどさ、本当に迷惑な王子だったわ。」


美「えー!!!王子がー??」


美里はびっくりしたようにいう。


み「そうよ。美里もみたでしょ!」


美「あ…電話の時!」


み「そうよ!!!!
本当は詳しく話したいんだけど、今日は早退しなきゃ。」

みなみは時計をちらっとみる。


美「あ、また春斗さんと?」


み「まぁね。
じゃあ、私は帰るわ。
詳しくはまた明日ね」


みなみはそういうと鞄を持って足早に教室を出た。
< 39 / 81 >

この作品をシェア

pagetop