俺様王子と強気なお嬢様
み「あーその、なんだかそんなに褒めちぎられると照れちゃうなー」


私はエヘヘと笑う。


美「はぁ…。
とにかくね、みなみのファンクラブっていうのもある訳よ。
いい?」


み「そう言われても実感ないわ」


美「そうね…あ!
アイツ!!真山も確かファンクラブだとおもうわ」

美里にそう言われ、私の頭の中に決めポーズでピースする真山くんが頭に浮かぶ。


み「へー。なるほど!!
で、とりあえず王子と付き合って自然消滅っぽくすればいいのね!!」


美「そうね!!決して春斗さんには悟られないようにね!?」


美里はグッと私に近づき念を押した。


み「当たり前じゃない。
大丈夫。1ヶ月でケリをつけるわ。」



そうして王子と私の戦いは始まったのでした。
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