隣のアイツ
でも…


我に返れば罪悪感で胸が苦しくなった


ベッドの上で声を押し殺して泣く美弥


その時、ガキの俺には‘ゴメン’と言う言葉しか出てこなかった


窓から部屋に戻る


なぜか涙が止まらなかった


大事な物を自ら壊し、もう一生手に入らないのではないか…
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