隣のアイツ
中学三年の暑い夏


転げ落ちるように
闇に吸い込まれていく俺がいた


それから俺は大好きだったバスケも興味がなくなり自然と練習にも行かなくなって校庭の隅でボーっとする事が多くなった


少しすると自然と集まる仲間


授業もサボりがちになり、髪も黒から茶色になり、家に帰るのも少なくなってきた
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