隣のアイツ
タオルで髪を拭きながら二階の部屋に向かう


(カチャ)


ドアを開ける
美弥がベッドを背もたれにしてコーヒーを飲んでいた


チラッと一瞬俺を見てすぐ俯いてさまった


俺は美弥の横に座った


‘お待たせ、テレビ見る?’


少し震えている美弥を感じ、明るい声で言いながらテレビをつけた
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