隣のアイツ
‘美弥…口にして’

俺が言うと一瞬止まってジッと見つめてきた


‘智貴、目つぶって’


顔が真っ赤な美弥を俺の足の上に乗せて向かい合わせにしたそして目を閉じた


美弥の体温、吐息を感じ鼓動が激しくなってきた


そして甘い香りが近づくのを感じた
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