隣のアイツ
横たわる美弥を見ながら指で髪を絡ませる


息の上がる美弥の白い肌の所々に赤い花弁が散っていた


それを見ると愛しく、また高揚する気持ちを抑えるのに必至だった


‘美弥、大丈夫か?ごめんな、優しくするっていったのに’

‘ううん、智貴は優しいよ’


真っ赤になりながらシーツで鼻まで隠れてしまった美弥が可愛くてしかたがなかった
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