あなたに大切な人はいますか?




―――

私は仁を見送ってからお風呂に入った。



「ハァー。会いたいなぁ。」


さっき会ったばかりなのに、もう会いたくなる。




「よしっ。明日も会えるし、今日は寝るかッ!」





―――

翌日。


「凛ー!
仁くん来てるわよー!」


制服を着てると、下からお母さんの声が聞こえた。


「もうー!?」

私は急いで階段を降りて、お母さんに挨拶してから家を出た。



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